「チェ/28歳の革命」
「チェ/39歳別れの手紙」
を見てきた。
どちらの映画もゲリラでの生活&戦闘をメインに物語が進んでいく。
今回、この映画を見てエルネスト・"チェ"・ゲバラという人物を深く知ることになった。
アルゼンチン人の医師でありながらキューバ革命の立役者となり、
さらなる理想を求めて各地のゲリラ活動に参加しボリビアで亡くなった人。
革命家というのは理想主義をただ語るだけではないんだなと思った。
ゲバラは戦闘訓練の前にまず文字の読み書きを勉強しろといい、
略奪の禁止や仲間を見捨てない等のゲリラの掟を説いた。
ゲバラの言葉で印象的だったのが、
「あなたの国の人たちは神を信じるか?」
という質問に、
「宗教はないが人々は神を信じる。」
「私は(神ではなく)人間を信じる。」
という言葉だった。
ゲバラが今も愛される英雄であるのはこの言葉に象徴されるように
「人間を愛する才能」が彼の魅力であるからなのだろうと思う。
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