6日の日にチェーホフの「かもめ」を観にいってきました。
名古屋公演は平日のみだったので、半休をとって愛知厚生年金会館へ。
開演時間が18時30分だったけど、1階席はほぼ満席で、
みんな仕事終わるの早いのかなーと不思議に思いつつ。
今回はM列だったので、表情を読み取るにはやや遠く、
でも前が通路なので舞台の全体はよく見える席でした。
今回はストーリーが難しいという話を聞いていたので、
あらすじを予習して、セリフに集中。
ポスターが藤原さんと鹿賀さんが大きかったので2人が主役かと思いきや、
美波さん、麻実れいさん、小島聖さんとそれぞれ物語があって、個性も強くて群像劇の要素が強いなと思いました。
なかでも個人的によかったのはトレープレフの母親アルカジーナ役の麻実れいさん。
宝塚出身の人って姿勢がきれいだし、美しい方多いですね。
もちろん愛しの竜ちゃんも素敵だったのですが、ぼそぼそっと言うセリフの時がちょっと聞きづらかったかも。
これは会場のキャパが広いせいもあるから仕方ないのだけれどね。
ラストは「えっ?これで終わり??」ていう感じだったけれど、観にいってよかったです。
そういえばここ愛知厚生年金会館は、今年の10月31日で年金福祉施設としての運営を停止するそうです。
その後の売却がどうなるかわからないけど、ただでさえ名古屋はこういう文化施設が少ないのだから是非存続させて欲しいですね。
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